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スズキ MF22S MRワゴンのエアコン修理

MF22S MRワゴン エアコン修理
スズキ車のエアコン修理

平成19年式のMRワゴンのエアコン修理です。

 

この年代のスズキ車に多いのが、コンプレッサーとホースのジョイント部からのガス漏れです。

 

こちらのお車も、正規量320g のガス量に対して回収できたのは なんと30gのみでした。

 

 

MF22S MRワゴン エアコン修理
この箇所のガス漏れは定番

患部となるのが画像赤丸部

 

特に多いのが、低圧側の接続部の腐食です。

 

低圧側はエアコン使用中に冷えることによって

 

内部で結露することが原因ではないかと思われます。

MF22S MRワゴン エアコン修理
この後ガス漏れが無いように研磨しました。

ホース側はこんな感じで、かなりひどい状態です。

 

ホースとコンプレッサーを交換すればすっきり直りますが

 

費用がかさみますので、今回も磨いて対応させて頂きます。

 

腐食がOリング部に進行した時点からガス漏れが始まりますので

 

Oリング部は丁寧に磨きます。

 

コンプレッサー側も内部にゴミが入らないように細心の注意を払いながら、磨いていきます。

 

ガス漏れを止めるために、両方とも鏡面に近い状態まで研磨して完了です。

 

たまに見かけますが、Oリングを外す時にマイナスドライバー等で筋状の傷をつけてしまう

 

車屋さんがおられますが、新品のOリングを使ってもガス漏れが起きてしまうので、

 

この部分は必ず綺麗な状態を保つようにしましょう。

 

完了後の写真を撮り忘れましたが、組み付けして ガスを正規量充填し

 

エアコンが正常に動作することを確認、ガス漏れが無いこともしっかり

 

チェックして納車させて頂きました。

 

この度はご依頼ありがとうございました。